私たちの旅の思い出を綴る

主に旅行の記録+マメ知識等を備忘録として綴っています。

アメリカ記10:『OMNY』を使ってニューヨークで地下鉄・バスに乗る

アメリカ記9と前後するが、

午後の早い時間にワシントンD.C.からニューヨークにFlixBusで到着した我々の今日の予定は、

まず近くのスーパーで買物、一旦ホテルへ戻り5th Aveを散策、その後CityPASS®︎で19時に予約した『トップオブザロック展望台』←(公式サイト)へ行く、というものだった。

 

だが何かが囁いた。

 

「今日はもうトップオブザロックだけで良いんじゃね・・・?」

相変わらずやる気の無い我々である。

 

予約状況を確認すると今日の夕方はまだまだ空きがある。

我々は16時15分に予約を取り直した。

予約は15分単位で出来る。

日没は20時半、19時に行ってもどうせまだ夕日じゃないから早く済まそうという魂胆だ。

日没後は出歩かない、がモットーのビビりな我々である。

 

我々の宿泊先「ハイアットプレイスニューヨークシティ/タイムズスクエア」←(エクスペディアサイト)からロックフェラー・センターまでのルートは【42st Port Authority BUS Terminal】から[地下鉄E]で【5Ave 53St】、そこから徒歩3分。

nymap1

 

日本にいる間にアカウント登録しておいた『OMNY←(公式サイト)』の出番である。

OMNYは昨今までニューヨークの地下鉄やバスで利用されていた磁気タイプのMetroCardに代わって利用が進むタッチ決済システム。

 

公式サイトのQ&Aにも記載されているが、アカウント登録は必須ではない。

登録しておけば利用履歴が確認出来る為、我々は一応登録した。

 

私は最初に登録しようとしたGmailが3回位試しても登録が出来なかった為、サブで使っているGmailで試してみたところ一発で登録が出来た。

理由は解らないが、登録が上手くいかない場合はメルアドを変えて再度試みるのも一つの手段と思われる。

 

さて、

このOMNYは最初に利用した日から7日間以内に12回利用すれば、その7日間内の13回目以降は勝手にフリーパス状態になるようだ。

以前のMetroCardでは7日間のフリーパスを利用する場合は34$を先払いしてパスを購入する必要があったので、払い損が無く合理的で便利だと思う。

 

OMNYのタッチ決済に利用できるのは以下3種類

①タッチ決済機能が付いたクレジット・デビット・プリペイドカード

スマホやスマートウォッチ等のデジタルウォレット(GooglePayやApplePay)

③OMNYカード

 

③OMNYカードは地下鉄駅にある券売機や市内の取扱店にて購入、チャージして使うタイプだ。

利用規約によればカードの購入に5$、最低1$のチャージが必要とあり、払い戻しや現金への交換は出来ないと記されている。

短期旅行者が無駄なく使うのには①②の方が良いように思う。

 

読み取り機へのタッチは、

バスは乗車時のみ、地下鉄も改札内に入る時のみで出る時は必要無い。

ワシントンD.C.とはまた違うシステムだが「これはこれ、あれはあれ」というヤツだ。

travelmemoryofus.hatenablog.com

 

我々は①クレカと②スマホを両方試してみよう、と少しワクワクしていた。

本来、もしフリーパス状態を目指すのであれば、最初に①を使ったらずっと①。

②を使ったらずっと②・・・と同じ媒体を使わないと12回を越えようがフリーパス状態にはならない。

 

だが我々のスケジュールは『ニューヨーク2泊3日→ナイアガラ1泊2日→ニューヨーク5泊6日』・・・徒歩の移動で事足りる日もあれば、一日一往復程度しか利用しない日が殆ど。

7日間で12回は確実に超えられない事が解っていた。

 

まずはクレジットカードから始めた。

ドキドキしながら地下鉄の改札口で読み取り機にクレカをかざす。

画面に緑で「GO」の文字。

ゴッツイ回転扉をゆっくり押した。

 

・・・ガシャン。

 

「えええ。。。。。_| ̄|○

 

回転扉は私を中に閉じ込めたまま止まった。

 

横バー1本だったらくぐり抜けてしまうのだが何せ「牢屋かよ」的な、床から天井まであるゴッツイ回転扉から行こうとした為、前にも後ろにも動けなくなってしまったのである。

 

グアアアアアっと一気に行かなきゃいけないのかコレぇぇぇ!

グアアアアアアっとぉ!

 

しょっぱなからトラップに掛かり檻に入れられた動物状態の私にちょっと焦る我々。

周囲に職員らしき姿はない。

 

旦那が読み取り機に自分のクレカをかざすと回転扉が動き私は無事脱出・・・改札内に入る事ができた。

だが当然それで二人通り抜ける事は出来ず、旦那は自分が通過する為にもう一度タッチした。

勢いよく回転扉を回し無事入場した旦那は私を見てニヤリと笑った。

 

(;`皿´)グヌヌ・・・。

 

そしてこの時旦那がかざしたクレカの請求はキッチリ2人分として取られていた、当然ではあるのかもしれない2が複数人利用としてカウントされてしまったのである。

 

(一つのOMNY(デバイス等)での複数人利用については右リンク「How OMNY Works」←(公式サイト)、【Can I still pay for multiple riders with OMNY?】に回答がある為各自確認されたい。)

 

教訓:地下鉄のバー及び回転扉は勢いよく一気に押し進むべし・・・!!

 

その後も地下鉄の読取り機はクレカもスマホも読み込みが出来た。

回転扉に捕まることもなかった。

 

読み取り機について我々の拙い体験としては、

スマホ

・地下鉄ではロック解除をしていない状態で通れる事もあれば、解除しなければ通れない事もあった。

・バスは一度だけロック解除をした状態でも読み取って貰えず、2,3度やり直してもOKが出なかった事があった。

【クレジットカード】

・一度も問題は無かった。

 

この旅行で使っていたスマホ

私がAQUOS sense8、

旦那がXperia Ⅳ、

クレカは二人共VISA Cardだ。

それぞれVISAをGooglePayに登録して使っていた。

 

帰国後にアカウントを削除しようとしたが、現時点(2024年6月現在)ではアカウントそのものの削除は出来ないらしい。

その為登録したクレジットカード情報だけは削除した。

 

何にせよ海外でも普段日本で使っているスマホが、決済手段としてもそのまま使えるのは本当に便利である。

travelmemoryofus.hatenablog.com

 

追記:

我々はバスも地下鉄も日中しか利用せず、基本的に日没前には確実にホテルに戻っていた。

ニューヨークの地下鉄に関する安全対策はニューヨーク総領事館のウェブサイトにも記載されているのでぜひ参照されたい。

 

【注意喚起】地下鉄における安全対策←(ニューヨーク総領事館のウェブサイト)

「写真でわかる地下鉄利用時の留意事項」←(ニューヨーク総領事館のウェブサイト/PDF)

 

↓トップオブザロック展望台から見た景色

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