私たちの旅の思い出を綴る

主に旅行の記録+マメ知識等を備忘録として綴っています。

アメリカ記27(追記):『OMNY』を使ってマンハッタンでバスのチョイ乗りを楽しむ

アメリカ記を26回で完結させた後にふと、

折角調べたニューヨーク・マンハッタン内でのバス移動について記憶に留めたいと思い立ち、改めて追加で記事を綴る。

 

バスの乗車に利用する『OMNY』については過去記事を参照されたい。

 

travelmemoryofus.hatenablog.com

 

マンハッタン内で短期の旅行者が良く行く通りはやはり5番街『5th Ave』。

 

5th Aveは南方にあるワシントンスクエア公園から北方は島の突き当り143st迄続くが、短期の日本人観光客が訪れるのは、メトロポリタン美術館エンパイアステートビルを除いてはせいぜい45th〜59th辺りかと思う。

今回は5th Aveと、その隣『Madison Ave』を走るバスについて些末ながら簡単に紹介する。

 

まず前提として、

マンハッタン内は基本一方通行だ。

『5th Ave』は北から南(st名が大きい数字から小さい数字へDOWN)に車が流れ、

『Madison Ave』は南から北(st名が小さい数字から大きい数字へUP)に車が流れる。

所謂ダウンタウンとアップタウン。

 

その2つのアベニューを運行しているバス系統に[M1]・[M2]・[M3]・[M4]がある。

始発点、終点、詳細なルートは異なるが、それぞれマンハッタンの南側から北側にかけて、5th AveとMadison Aveを走りながら大きく巡回している。

 

そして、通常時であれば、少なくともエンンパイア・ステート・ビルがある34st辺りから、メトロポリタン美術館があるセントラルパークの北端である108st辺り迄は、5th Ave、Madison Aveをそれぞれの進行方向を真っ直ぐ進む。

 

つまり、34st〜108st迄は[M1]〜[M4]どれに乗っても5th AveもしくはMadison Aveを直進出来るという事だ。

 

MTA Bus Time←(公式サイト)を参考に34st〜90st内で各バスが停車するstを一覧にしてみた。

 

行き先が一つのものは路線名のみ、

行き先が異なるものは行き先を略して記載した。

nybus

 

こうして見ると停車位置がほぼ同じである事がお解り頂けると思う。

 

参考までに5th Ave沿いとその近郊にある有名どころの観光ポイントを記載する。

・82st メトロポリタン美術館(正面入口)←建物自体は80th〜84thに跨る

・57th トランプタワー

・53th セントトーマス教会、NY近代美術館

・51th セントパトリック教会

・50th ロックフェラーセンター

・(7th Ave/45th タイムズスクエア

・(Park Ave/42th グランドセントラル駅)

・34th エンパイアステートビル

 

余談だが『5th Ave』を境として西側がW、東側がE。

ストリート名が「W55st」であれば5th Aveより西側、「E55st」であれば5th Aveより東側である。

 

目的地のstが分かっていればバスを使って付近までショートカットする事が可能だ。

行きは歩いて帰りは隣のAveからバス、という手段も良いだろう。

 

乗り方は簡単である。

バス停(どの系統が停車するのか表示されている)を見付けて、バスが来たら手を挙げて「乗ります」アピール、運転席手前にある読み取り機にタッチ(乗車時のみ)。

降りる時は降車ボタンを押すか窓際にある黄色いロープを軽く引っ張る。

 

車内前方に次の停車位置を示すディスプレイもあるが、ビビりな我々はGoogleMAPで移動状況を常に確認しながら乗っていた。

 

マンハッタンでのバス移動に便利だったアプリは以下の過去記事を参照されたい。

travelmemoryofus.hatenablog.com

 

また、ハッシュタグ【ニューヨーク】の記事では宿泊先ホテルからのバスや地下鉄での移動を地図と共に紹介しているので興味のある方はご覧頂きたい。

 

個人的な経験則としては、

地下鉄移動よりもバス移動の方が街並みも見られるし、薄暗い階段の昇り降りも要らなければ出口に迷う事もないし、何だかんだでやたら地下道を歩かされる事もなければ、座れる可能性が高かったり、と良い事の方が多かった。

 

GoogleMAPで経路検索を掛ければ上で紹介した系統以外のバスも出てくる筈なので、地下鉄だけではなく、「疲れたからこっからここまではちょっとバスで行こう」という感覚で気軽にバスも使いマンハッタンの滞在を楽しんではいかがだろうか。

この記事が少しなりとも参考となれば嬉しく思う。